小山台2回戦で敗退 エース伊藤9失点

 「高校野球・春季東京大会2回戦、雪谷9-7小山台」(5日、神宮第二)

 今春センバツに21世紀枠で出場した小山台は、初戦となる2回戦で雪谷に敗れた。エース・伊藤優輔投手(3年)が8回完投で9失点を喫した。雪谷・鈴木優投手(3年)とのプロ注目右腕対決に、11球団のスカウトが視察した。

 センバツ後の初戦に臨んだ小山台が、雪谷との都立校対決で競り負けた。福嶋正信監督(58)は「これだけ点を取れるとは。でも取られすぎた」と、苦笑しながら振り返った。

 初回にわずか3球で先制。しかし、エース・伊藤がつかまった。最速142キロを計測したが、六回まで毎回の13安打を浴びると、4暴投もあり9失点。チームも失策や悪送球など、守備が乱れた。

 センバツでは、初戦で準優勝した履正社に0‐11で完敗。今大会に向け「逆に気合が入った」と、甲子園後の気の緩みはなかったが、課題が出た。それでも、好投手・鈴木から10安打で7得点。主将も務める伊藤は「少しはいいところもあった。夏に結果を出せるように練習したい」と、巻き返しを誓った。

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