二松学舎大付・秦 高校通算45号

 「高校野球・春季東京大会3回戦、二松学舎大付6‐1駒大高」(6日、神宮第二)

 昨秋東京大会準優勝の二松学舎大付が、駒大高に快勝。プロ注目の秦匠太朗外野手(3年)が高校通算45号を放った。今春センバツ出場の関東第一は、逆転サヨナラ勝ちで初戦突破した。

 二松学舎大付が誇る右の大砲・秦が、自慢のパワーを見せつけた。3点リードの五回2死一塁から初球のスライダーを強振。特大の高校通算45号が、左翼後方のネットに着弾した。

 1、2打席目は凡退。だが「来た球を素直に返していこうと。最初悪くても、切り替えられるようになった」と話す成長を見せた。練習試合で11戦8発という量産態勢は、公式戦初戦でも止まらなかった。

 1年夏から主力を担う。昨年は夏秋と甲子園まであと1勝が届かなかった。周囲から「西郷どんみたい」と形容される、濃い眉毛とどんぐり眼が印象的な184センチ、96キロの巨漢は「夏が本番。春はシードを取りたい」と静かに闘志を燃やした。

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