ハム中田3戦連発!主砲が4連勝導いた

 「日本ハム8-2オリックス」(3日、札幌ド)

 完璧な手応えに打った瞬間、本塁打を確信した。1点ビハインドの初回2死三塁。日本ハム・中田がディクソンの初球、148キロ直球を一撃で仕留めた。左足を大きく上げて振り抜いた打球がバックスクリーンへ一直線へ飛んだ。

 3試合連続の8号逆転2ランがそのまま決勝点に。普段は表情を変えずにベースを一周する主砲が三塁を回ると、珍しくニヤリと笑った。「気持ち良かった。あれが本当の自分本来の打球。自分を評価できる」と会心の笑顔。昨年の5月3日には3発放っている大砲。観衆の多いゴールデンウイーク。お祭り男ぶりを発揮した。

 3戦3発は3日のソフトバンク戦以来今季2度目だ。本来のスイングを心掛けたことが結果につながった。4月17日に5号を放って以来本塁打が出ず苦しんでいたが、前カードの西武戦から本来の大きく足を上げる一本足打法に戻しアーチ量産だ。

 4月下旬の不調時には試合後、周囲が縮み上がるほど声を荒らげ悔しがっていた。それでも「虎は虎のままでいい。変わってはいけない」と放任姿勢を示した栗山監督も「すごく大きかった」と大喜び。4月29日から適合球に変わっても飛距離は増すばかりの主砲。チームのために豪快な一発を撃ち続ける。

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