M荻野貴が初回初球ランニング本塁打

 「オリックス8‐2ロッテ」(6日、京セラ)

 ロッテの荻野貴が初回に史上初の初球、先頭打者ランニング本塁打を放った。先頭打者ランニング本塁打は2000年9月2日に宮地(西武)が近鉄戦で記録して以来パ・リーグ4人目。プロ野球史上8人目。

 西の速球を捉えた打球は左前で弾んだが、今季初出場の左翼・竹原が捕球前に足がもつれて、転倒。尻もちを付いている上を打球が通過する珍プレーとなった。

 竹原がすぐに起き上がり打球を追ったが、ボールがフェンスへ転々とする間に荻野貴は快足を飛ばし、一気に生還した。

 球団では11年の渡辺正以来のランニング本塁打に「何が起きたか分からなかった。本当にラッキー」と話した。

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