交流戦1安打…大谷不振でハム4位転落

 「交流戦、巨人2-0日本ハム」(25日、東京ド)

 日本ハム・大谷が空振り三振に倒れると、栗山監督は勝利の歓声に湧くグラウンドに目もくれずベンチ裏へと消えた。今季ワーストタイ2安打で零封負け。5月10日以来の4位に転落。「誰が悪いわけじゃないけど、もっと何とか工夫の仕方があった」と指揮官は悔しがった。

 中でも大谷の打撃不振は深刻だ。2打席目の四回1死二塁の先制機で二ゴロ。先頭の七回には空振り三振。この日は4打数無安打。開幕から打撃は好調をキープしていたが、打率・293になり3割をついに切った。

 交流戦は15打数1安打、打率・067と大ブレーキ。それでも「(相手が)よかったです。状態は悪くない」と強気に言った大谷。野手としては結果が出ずにもがいている。

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