不振のG村田、選手会長はく奪?
巨人・原辰徳監督(55)が2日、報道陣をシャットアウトし主砲・村田を熱血指導した。ヤフオクドームでの全体練習中「修一の個人レッスンに行ってくるよ」と言い残し約50分間、一塁側ブルペンにこもった。
村田は打率・243と低迷。「2割4分じゃ話にならない」とし、今季から務める選手会長について「重荷になってるならはく奪してもね」とドッキリ発言まで。固まる報道陣を見渡し、「まあなってないだろうけどな」とニヤリと続けた。
ブルペンでは打撃投手も務めた。直接指導の理由を「(我慢も)限界ってことだな」としたが、「僕も(監督の指導を受けた)その時の心情は覚えている。きっかけという部分で役に立ちたい」と、厳しい言葉とは裏腹に口調は穏やかだった。
当の村田は「ありがたいですし、結果を出さないと」と神妙な面持ち。3日に先発予定のスタンリッジには昨季・316、3本塁打と得意にしている。両親も見に来る故郷での一戦で、復活ののろしを上げたい。