燕も来季以降キューバ助っ人獲得へ
ヤクルトの親会社であるヤクルト本社の定時株主総会が25日、都内で行われ、球団に関する質疑応答で、衣笠剛球団社長が来季以降のキューバ選手獲得へ向けて今夏に職員を派遣することを明らかにした。
総会では、数十年来のヤクルトファンという株主が「ここ数年低迷を続けているヤクルトのファンのためにも、海外派遣を始めたキューバの有望選手の獲得に奔走していただきたい」と要望。それに対し、衣笠社長は「巨人、DeNAの後塵を拝したが、7、8月に手続きの確認と選手の情報収集のために担当者を派遣する。さらに、(キューバの)リーグ戦期間の11月から2月に再度派遣し、いい選手がいれば契約を進めたい」と回答した。
報道陣の取材に対しては、「今すぐではなく来季以降。いい選手はいると思う。ウチとしては投手は魅力あるが…」と説明。また、シーズン中の補強については「現状では動きはない」との考えを示した。