大谷お見事7勝!4戦連続160キロ
「交流戦、DeNA2‐4日本ハム」(25日、横浜)
日本ハムの怪腕大谷が超快速球でDeNA打線をねじ伏せた。
6月4日の広島戦から4試合連続、自己最速タイの160キロをマークするなど7回2失点でチームトップの7勝目。ヒーローインタビューでは「ブルペンから調子はよくなかったんですけど、最少失点で抑えられてよかったです」と笑顔で答えた。
プロ初の横浜のマウンド。試合前の雨でグラウンドコンディションがよくない中、序盤は納得のいくボールが投げられなかった。「空振りを取れるイメージはなかった」。三回1死に不運が襲う。金城の打球が左手首を直撃。1度はベンチに戻り治療を続け、ひやっとさせたが、テーピングを巻いてマウンドへ戻り、力投を続けた。
4点リードの六回1死一、二塁ではグリエルに右越え適時二塁打を浴びるなど2点をかえされたが、ここでギアをあげた。2死三塁。バルディリスへの2球目、全身の力を振り絞り投じた160キロで二ゴロに仕留めガッツポーズがでた。
「いい打者が相手だと(ギアが)上がっていくんです」
前回、18日の阪神戦では右足がつり、降板したが、予定通り中6日で先発。その間、野手でも出場した。これで5月4日のオリックス戦から自身5連勝、チームトップの7勝目と安定感は抜群。19歳はエース格にまでなりつつある。