ハム小谷野、2カ月ぶり復帰戦でV打
「西武2‐4日本ハム」(1日、西武ド)
日本ハム・小谷野が西武ドームの悪夢を振り払い、復帰戦で決勝適時打を放った。ヒーローインタビューでベテランは、「みんなと一緒に野球がやれて久々に楽しかったです」と右膝靱帯(じんたい)損傷からカムバックした喜びを口にした。
ちょうど2カ月前の5月1日。この場所で本塁スライディングの際に右膝を負傷、担架で運ばれた。全治6~8週間の重傷だった。
「復帰が西武ドームからはやめていただければと思ったんですけどね。何か縁がありますね」。スタメン出場し、同点の三回1死一、二塁で岸の変化球に食らいつく左前適時打だ。この一打で打線は活気づき、先発全員安打で5割復帰。頼れる男が上位追撃のキーマンになる。