佑ちゃん 5回1失点「手応え力負け」

 「日本ハム2‐4ソフトバンク」(12日、札幌ド)

 約2年ぶりの復活星はお預けとなったが、確かな自信はつかんだ。日本ハムの斎藤佑が4月10日以来3カ月ぶりの1軍先発で5回4安打1失点と好投。「手応えのある力負けだと思います」と前向きに振り返った。

 超満員の観衆に迎えられ、マウンドに上がった。「応援がありがたかった」。2軍暮らしで走り込み、連日のネットスローで直球を磨いてきた。その成果が出た。初回2死からは内川を最速144キロの直球で詰まらせ三ゴロ。直球のほとんどが140キロ台だった。

 五回を投げ終え余力は残っていたが、降板指令が下り「悔しい。九回まで任される投手になりたい」と反省材料とした。厚沢投手コーチは「間違いなくボールが上がっている」と評価。後半戦からの先発ローテ復帰へ、明るい兆しが見えてきた。

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