楽天ジョーンズ 不発で審判へ怒り爆発
「楽天5‐7ロッテ」(12日、コボスタ)
AJがブチ切れた。楽天は追撃が及ばず、今季最多タイの借金15。試合が終わると、ジョーンズの怒りが噴火した。「F○×K!」。放送禁止用語を連発し、白井球審に牙をむく。必死になだめるコーチ陣。ベンチは修羅場と化した。
伏線は何度もあった。ストライクゾーンに対する不満だ。六回には打つことを放棄したような構えで見逃し三振。中飛に倒れた第4打席でも、ベンチへの戻り際には球審に食ってかかった。
「ストライクと言われればストライクだが、それに翻弄(ほんろう)された」と大久保監督代行。審判団はジョーンズの行為を問題視し、責任審判の森三塁塁審は「汚い言葉があったので、事実をNPBに報告します」と説明した。楽天にとっては、何とも後味の悪い黒星になった。