ハム中田“不在”響く…左膝痛先発落ち

 「日本ハム2-3西武」(15日、旭川)

 1点を追う九回2死。代打・中田のアナウンスに大きな歓声が沸き起こった。左膝を痛め今季初めてスタメン落ちした日本ハムの主砲は西武・高橋の直球をフルスイング。しかし、右飛に倒れると、悔しそうに天を仰いだ。

 6日のロッテ戦で死球を受けた左膝はまだ腫れが残る。その後も強行出場を続けていたが、栗山監督は「チームドクターに将来のことまで言われた。無理はさせられない」とスタメンから外すことを決断。しかし4番不在が響き、わずか3安打2得点で敗れた。

 本塁打を狙ったかと問われ中田は「当たり前」と一言残し、バスに乗り込んだ。前半戦最後の16日西武戦について指揮官は「いるメンバーでやるしかない」と、2試合連続でスタメンから外すことを示唆した。

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