ハム大谷、藤浪との先発初対決に負けん
「オールスター・第2戦、全セ‐全パ」(19日、甲子園)
日本ハム・大谷翔平投手(20)が17日、甲子園での球宴第2戦、阪神・藤浪とのプロ初先発対決で、負けない投球をすると誓った。
高校時代、しのぎを削ったライバルが聖地で投げ合う。3年春のセンバツでは2‐9で完敗。リベンジする絶好の機会だ。前日16日、旭川での前半戦最後の先発前、栗山監督から第2戦先発を告げられ、胸を高鳴らせた。
「リーグも違うのでなかなかやるチャンスがないと思っていたんですけど、あるとしたら甲子園と思ってました。しっかり投げ合いたい」と意気込んだ。
甲子園は大谷にとって力を引き出してくれる舞台でもある。6月18日の阪神戦。聖地で160キロを2度マークした。球宴の登板は1イニングが予定されており、由規(ヤクルト)の日本投手最速161キロの更新も期待される。「中2日だからどうでしょう」と言いつつも「一生懸命頑張ります」と全力投球を誓った。
投手に専念するこの球宴。夢舞台にふさわしい、快速球連発でファンを魅了する。