ハム中田予告HRも…結果はボテボテ
「オールスター・第1戦、全パ0‐7全セ」(18日、西武ド)
お祭り男がファンを魅了した。日本ハム・中田が六回2死一、二塁の好機に代打で登場。ネクストサークルから右打席まで、バットを左翼席に掲げる『予告ホームラン』のポーズで登場し、大歓声を浴びた。
井納との対決。その初球、150キロの直球を強振したが、バックネットにファウル。力勝負に、スタンドがどよめいた。2球目の外角直球を見逃し、3球目の内角149キロ直球を再びフルスイング。視線は左翼方向へ向いていたが、打球は無情にもボテボテの三ゴロとなった。
どん詰まりの打球に思わず苦笑い。だが、左膝痛で代打での1打席限定にも関わらず、持ち味のフルスイングで球宴を盛り上げた。「痛いそぶりを見せたら、ファンもがっかりする」と、スターとしての自覚を示した。
昨年は西岡、藤浪の大阪桐蔭高出身の阪神勢と“乱闘パフォーマンス”。今年は単独で注目を集めた。第2戦に向けて「楽しみながらやりたいね」と、ちゃめっ気たっぷりに笑った。