日本ハム大谷 10勝お預けも10K
「楽天3‐2日本ハム」(26日、コボスタ)
日本ハム・大谷の力投は勝ち星につながらなかった。後半戦初登板は8回を2失点。プロ6度目の2桁10三振奪うもチームはサヨナラ負け。プロ初の2桁勝利は次回へと持ち越しとなり「納得はしていないです」と悔しがった。
最高気温30度の暑さも「疲れはなかった」と振り返る。立ち上がりから三振の山を築いた。初回、先頭松井稼に中前打を浴びるも、2番藤田から二回先頭の銀次まで4連続奪三振。三回終了で自身初の100投球回に到達。その後も球威は衰えず、五回2死、松井稼の6球目には最速159キロをマーク。超速球に変化球を織り交ぜ、七回まで毎回三振を奪い魅了した。
岩手から父・徹さんがコボスタ宮城に初めて観戦に訪れた。元気な姿は見せたが、負けず嫌いは表情を曇らせ、球場を後にした。