大谷“サンデー翔平”で二刀流フル回転
日本ハムの大谷翔平投手(20)が8月以降“二刀流有効活用ローテ”を組むプランが28日、浮上した。今後、状態がよければ日曜日の先発登板を固定。試合のない月曜を休み、火曜から3連戦を野手でフル出場する。
優勝争いでの生き残りへ、大谷を投打で効率よく生かす。栗山監督は大谷を「チームを勝たせるために使う」と言う。29日からのロッテ3連戦の野手でのフル出場についても「可能性はある。指名打者の時は負担にならない」。打率・291、5本塁打の好成績を残す打力を期待した。
当初は投手として土曜固定プランもあったが、メンドーサが中5日を希望。次回の土曜となる2日のソフトバンク戦先発が有力で、大谷は中7日で3日に登板する見込みだ。
これが二刀流にとっては好都合となる。これまでも先発後、中1日で野手出場が慣例。8月は月曜に試合がなく、日曜登板後、火曜からの3連戦はすべて野手で出場できる。12日以降は火曜からの6連戦が3度あり、野手で先の3連戦にフル参戦。金、土の2日間は投手調整、サンデー登板というサイクルだ。
この日、大谷は仙台から移動し、鎌ケ谷で自主練習を行った。「できることをしっかりやる。上位に勝てるように頑張りたい」と、投打で力になるつもりだ。