2タイムリー金本MVP 攻守で魅せた

 「サントリードリームマッチ2014」が4日、東京ドームで行われ、往年の名選手たちが真剣勝負あり、笑いありのプレーを披露した。

 そうそうたるメンバーを差し置いてMVPに輝いたのは、鉄人金本だった。「現役を辞めて2年しかたっていないので、ぶざまな格好はできないなと必死に追いました」。五回の守備で飯田の左翼越えの打球を追ってフェンス際でジャンピングキャッチ。満員客席から大歓声を浴びた。

 初回に桑田から、八回に金村から2本の適時打を放ち、攻守で文句なしの主役を張った。10年に右肩棘上筋断裂の重傷を負い、連続試合フルイニング出場の世界記録が途絶えた。引退翌年の13年に阪神球団のOB戦に出場して以来、「肩がどうにもならなかったから」と親善試合を含め数々のオファーを断ってきた。右肩手術後、日常生活に支障が出ないように懸命にリハビリを続けてきた。

 「楽しかったけど、肩が痛い。明日が心配」と苦笑い。それでもお立ち台で主催者のサントリーからプレミアムモルツ1年分を贈呈されると、「きょうは酔うまで飲みます」と、ノリノリだった。

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