立命大連覇に王手!小川歓喜V二塁打

 「関西学生野球、同大2-6立命大」(15日、わかさ)

 関大が近大を下し、8勝4敗、勝ち点4とした。続く立命大‐同大で、立命大が逆転勝利。1勝1敗となったため、16日の3回戦で立命大が勝てば勝ち点4ながら8勝3敗と勝率で関大を上回り、春に続き連覇。敗れれば関大が1995年春以来、19年、39季ぶりの優勝となる。

 負ければV逸はおろか4位転落という条件下、立命大は五回まで無安打、2点ビハインドと苦しんだ。しかし六回、古川昂の適時三塁打で1点差とすると、八回、ようやく「寝てたヤツが起きた」(松岡監督)。

 2死満塁と同大を攻め立て、横川が同点の押し出し四球を選ぶと、打席には「常に一生懸命、練習する」と松岡監督の信頼も厚い小川寛木捕手(4年・東筑)。

 甘いカーブを振り抜くと、三塁線突破の勝ち越し二塁打となりガッツポーズでナインの歓声に応えた。

 「負ければ引退。このメンバー、この監督でまだ続けたい」と小川。16日、勝てば2季連続、35度目V。負ければ関大が優勝。松岡監督は「総力戦になる」と死闘を予言した。

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