奄美市仰天プラン「入来祐作川」誕生!
「DeNA秋季キャンプ」(9日、奄美大島)
DeNAが秋季キャンプを張る鹿児島県奄美市が、仰天プランを進行中であることが9日までに分かった。入来祐作1軍用具担当(42)がウナギ漁をする川の通称名を「入来祐作川」とするもの。週明けにも本格調整に入り、今キャンプ中のスピード決定を目指す。
市関係者は「昨年から『入来祐作川』とする案があったんです。関係各所やDeNAさんの了承をとって進めていければと思います」と説明した。
練習会場の名瀬運動公園のすぐ脇を流れるウナギの清流は「三儀山川」という正式名称がある。だが、地元の人にもあまり知られていないのが現状だ。
奄美市には7月にLCCのバニラエアが就航して以来、観光客が増加している。奄美市産業活性化協議会によると「観光客のほとんどが海が目当て。入来さんの名前が川に付くことで、こんなにきれいな川があるんだと知ってもらえたら」と新観光名所としての期待を寄せた。
入来氏は雨の降る早朝に仕掛けをチェックしたが、釣果は4日連続のゼロ。それでも「雨が降ったことで川の生態系が変化する。前回捕れたところに、絶対にウナギがくる」と大漁を確信。業務を終えた日没間際に「あした私は~狩りに出ま~す」と狩人の「あずさ2号」の替え歌を口ずさみながら、「入来祐作川」に向かった。