日本ハムの大谷翔平投手（２０）が２２日、札幌ドームでの「ファンフェスティバル２０１４」で中田翔内野手（２５）から来季、１５勝のノルマを課せられた。お互いが来季の数字の目標を設定するというトークショーで高い勝利数を求められた大谷。「なんとか」と達成への意欲をみせた。

　すし店内で、本音でトークをするというコーナーに参加した大谷、中田がヒートアップした。開幕前、大谷が１２勝すればプレゼントすると約束したが、１１勝止まりで実現しなかったことを明かした中田。来季について「最低、１５勝はね。それくらいしないと」。ハードルを下げるのかと思いきや、さらに高いノルマを課し、クリアすればご褒美をプレゼントするという。

　一方で大谷は先輩の中田に、打率３割以上、本塁打王、７盗塁というノルマを課した。ただ、自分のノルマクリアのことで頭がいっぱいの様子。先輩の重みのある指令に「１５勝以上できる投手がいないと、チームは優勝できない。今年よりも多く勝って、この目標を達成したい」と意気込んだ。

　今オフは千葉・鎌ケ谷で自主トレに励む。「これからも一つ一つ積み重ねていきたい」。目標をクリアするためにもオフもみっちり鍛える。