オリックス、韓国150キロ左腕を調査
オリックスが、今オフ韓国プロ野球のKIAタイガースからポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指していたヤン・ヒョンジョン投手(26)を調査していることが28日、わかった。
今季リーグ2位の16勝8敗という成績を残した150キロ左腕は、米国の入札額を不服としてポスティングを破棄。韓国の一部報道では日本球界入りを希望しているという。
複数のオリックス球団関係者は「韓国ナンバーワン左腕。すごく欲しい」「左の先発は足りない。調査している」と明かした。
オリックスの先発左腕は、今季途中から先発ローテを守った2年目の松葉が筆頭。井川は開幕ローテに入ったが、不調と左肘痛の影響で5月以降は2軍暮らしが続いた。八木も中日へ移籍し、頭数不足は否めない。来季の外国人投手は、ディクソンが2年契約の2年目で、マエストリとは残留交渉中。広島を退団するバリントンを獲得見込みだが、3人とも右腕。左腕不足解消へ、ヤン・ヒョンジュンは見逃せない存在となる。