DeNA林 切実すぎる?“珍要求”

 DeNAの林昌範投手(31)が珍要求だ。5日、横浜市内の球団事務所で契約を更改。交渉の席で「ブルペンに虫が飛ぶし、暑いんです。改善してもらうようにお願いしました」と改革案を訴えたことを明かした。

 中継ぎ陣全員の悩みだった。右翼スタンド下に位置するブルペンは、外部と完全に仕切られていないため、容赦なく虫が入ってくる。空調設備もなく、体力の消耗が激しい夏場には、酷暑の中での投球練習を強いられた。

 今季は暑さと虫害に耐えながら56試合に登板し、2勝2敗1セーブ15ホールド。5試合連続登板を果たすなど大車輪の活躍を見せた。「ここ10年で一番よかった」と振り返り、FA権を行使せず残留し、1500万増の年俸4100万円で3年契約を結んだ。

 「球団の方も検討してくれると言ってくれた」と酷暑&虫対策への言葉をもらって納得の笑顔。「チームが勝った中で活躍するのがうれしい。来季はホールド数を増やしたい」。集中できる環境を得て、成績を伸ばす。

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