オリ糸井イチロー合同トレに誘われた
オリックス・糸井嘉男外野手(33)と、米大リーグ・ヤンキースからFAになっているイチロー外野手(41)による合同自主トレプランが16日、浮上した。
事の発端は、糸井が15日に神戸市内で自主トレ中のイチローにあいさつをしたこと。その場でイチローから「首位打者おめでとう。たまに練習においでよ」と声を掛けられた。もともと尊敬していたレジェンドプレーヤーからお誘いを受けたことで「もう辞めてもええわ」と大喜び。オフの予定は特に決めておらず、イチローとともに汗を流すことになりそうだ。
糸井は日本ハム時代からメジャー志向を口にしている。移籍後も「米国ポスティング移籍の夢は、大胸筋の奥にしまっておく」と封印しているだけで、その思いは変わらない。合同自主トレは、現役メジャーリーガーから技術を吸収するだけでなく、米国での生活の様子について聞くチャンスでもある。
今季は打率・331で自身初の首位打者を獲得。くしくも球団では00年のイチロー以来14年ぶりのことだった。来季は主将として19年ぶりの優勝を目指すチームをけん引。偉大なる先輩との練習で、さらに飛躍する。