原G 藤浪&メッセ対策でマシン前方設置
巨人が来春の沖縄2次キャンプで、阪神・藤浪、メッセンジャーを筆頭とする苦手の速球派対策に時間を割く。高速の打撃マシンを通常より前方に設置し、難敵との対戦に備えた目慣らしとする。
今季はメッセンジャーに1勝4敗と苦戦し、CSファイナルSでは藤浪に7回1得点と牛耳られた。シーズン後、原監督が「速いボールに弱かった」と話したように速球への弱点を露呈した。
来季、阪神は開幕3カード目の巨人戦をにらみ、藤浪とメッセンジャーを開幕ローテに組み入れる方針を示しており、川相ヘッドコーチも「どんどんそうなってくる」と対戦増を覚悟している。
同様の打撃練習は秋季練習でも取り組んだが、川相ヘッドは「春はいきなりやると、打撃フォームを崩す原因になるかもしれない」と懸念し、宮崎1次キャンプでの導入は見送った。2月16日から始まる沖縄2次キャンプから体感速度を上げ、攻略図を整える。