浅尾、亡き父のために…復活へ思い新た
中日・浅尾拓也投手(30)が5日、中部国際空港から自主トレ地のグアムへ出発した。昨年末に肺がんのため亡くなった父・美国(よしくに)さん(享年77)への感謝と復活への思いを語った。
出発前にナゴヤ球場でランニングやキャッチボールなどで汗を流した浅尾は、父への思いを口にした。「長い闘病生活だったけど、頑張ってくれたと思う。これで母が一人になってしまったので、頑張りたいです」
10日間のグアムでは走り込みに加え、インナーマッスルや体幹を鍛える予定。その後は鳥取のトレーニング研究施設で練習する。「鳥取の寒さで投げられれば、(キャンプ地の)沖縄でも大丈夫」。再び光を取り戻すために、一歩ずつ歩みを進めていく。