ロッテドラ2田中“寮メシ”で肉体改造
ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が7日、さいたま市のロッテ浦和寮に入寮した。初の寮生活となる秀才右腕は、徹底的にカロリー計算された豪華な“寮メシ”で、プロのボディーをつくりあげることを誓った。
大学時代は一人暮らしで、定食屋や学食の常連だった田中。体重は現在75キロ。大学4年間で10キロ増えたとはいえ、元来が太りにくい体質で「今まで以上に体を動かすことになるので、ベストなものを探っていきたい」と話した。
メニューは栄養もボリュームも満点。例えば夕食では、和牛ステーキにホタテとアスパラの炒め物、ひじきの煮物に小松菜のおひたしなど、炭水化物やタンパク質が多めで、1食当たり1500~2000キロカロリー。清水料理長は「一般の人の1日の摂取カロリーに値します」と説明した。
この日はノートパソコン持参で入寮し、3月提出の卒論の総仕上げへしばらく学業との“二刀流”が続く。そんな田中のアスリートとしての体を“Vメシ”が支える。