中日・吉見“マサ流フォーム”で復活へ
中日・吉見一起投手(30)が7日、鳥取市のトレーニング研究施設で自主トレを公開した。昨年からフォーム改造に取り組み、大先輩の山本昌と同じ腕の振りを習得した。
昨季登板は3試合のみで白星なし。輝きを取り戻すために、昨年10月、山本昌や岩瀬、山井らが通う施設に入門。これまでは、より前でボールを離すことに主眼を置いてきたが、今は違う。「投げるときに鎖骨をクッと上げるイメージ。大きく体を使って、鎖骨をワンプッシュって感じですね」という新フォームで、右肘への負担を軽減した。
「開幕戦は可能性がゼロじゃなければ、投げなきゃいけないと思っている。その場所を奪われてはいけない」。2015年、雌伏の時をへて吉見が生まれ変わる。