ハイペース調整で開幕ローテ入りだ。右肩手術からの復活を目指すヤクルト・由規投手（２５）が２４日、那覇市内で１２日から２２日まで行った自主トレで８日もブルペン入りしたことを明かした。

　由規はこの日、埼玉県戸田市内で調整。捕手を座らせて、合計で約５００球を投げ込んだ沖縄の日々を「球数より（ブルペンに入る）頻度。１球目から強く投げることが目的で、その通りできた。投げれば投げるほど感覚としてよくなった」と満足げに振り返った。

　目標だった３年ぶりのキャンプ１軍スタートも決まり、「選んでいただいたので、キャンプインからどんどん投げたい。そのために投げ込んできたので、ワクワクしている」と意欲十分。さらに「もちろん、そこに合わせていきたい。先発しか考えにないので、何とかローテに食い込みたい」と開幕１軍に照準を定めた。１６１キロ右腕がいよいよ、復活ロードのラストスパートをかける。