ヤク小川、ブルース・リーの境地目指す
“燃えよライアン”だ。ヤクルトの小川泰弘投手(24)が26日、都内のクラブハウスを訪れ、カンフー映画スターの故ブルース・リーが残した名ゼリフ「考えるな、感じろ」の境地を目指すことを明かした。
読書好きの小川が今読んでいるのが、鏡リュウジ著「牡牛座の君へ」という本。「自分探しというか、もっとこうした方がいいとかのアドバイス」という内容の書で、「考えるより感じろ、と書いてあった。自分にも当てはまるところがある」と感銘を受けている。
その言葉はブルース・リーの代表作『燃えよドラゴン』の名ゼリフ「ドントシンク、フィール」(考えるな、感じろ)と同じ。すでに小川は練習でも実行している。
今月は米大リーグ、レッドソックスの上原と都内で自主トレを行い、上原から「キャッチボールでは手首を柔らかく、リリースを前に」との教えを受けた。「試しています。まだ変化は出てないですが、これから」と小川は体で感じて覚えるつもりだ。今年はライアンが燃える。