中日・平田、逆襲へ右打ち磨く
原点回帰で逆襲だ。沖縄キャンプ2軍スタートの中日・平田良介外野手(26)が28日、読谷球場での選手会合同自主トレで右打ちの徹底をテーマに掲げた。
「メーンの目的は右打ちです」。
24スイングし、15スイング目までは右中間への強い打撃を心掛けた。「右方向に強いのが打てれば調子がいい証拠なんで」。打球の軌道に覚えた確かな感覚だ。
秋季キャンプを左足首痛で完走できなかったことと、オフの間に体重がベストより6キロ重い98キロになったことなどが原因で、読谷スタートを命じられた。昨季の開幕4番のプライドを捨てて、出直しの1カ月間にする。1軍合流を焦って飛距離だけを求めることはない。地に足をつけ、右打ちを磨く。