ヤクルトのマスコット・つば九郎が２９日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、３０００円減の年俸９０００円プラス出来高払いとヤクルト４００、タフマンドライなどの飲み放題でサインした。

　衣笠球団社長は「査定からはいい報告が一切届いていない。チームも最下位だし下げざるを得ない。今の年俸１万２０００円は選手なら１億２０００万円に相当する。１億円以上の選手は最大年俸４０％減」と大幅減を提示。

　だが、つば九郎が「せんしゅかいにいいます」と訴えると、衣笠社長は渋々「１億円未満の選手は最大２５％減。落としどころはそこら辺かな」と再提示し、サインとなった。

　つば九郎は初のダウン更改に「そうぞうしてなかった。だうんしたせんしゅのきもちがわかった」とガックリ。「つよいおとこのうらには、かしこいじょせいがいると。はやくつよいおとこになりたい…」と横綱・白鵬の言葉を引用し、「およめさんをさがします」と今季の目標を掲げた。