松井氏打たない?キヨシはジャージー準備
「DeNA春季キャンプ」(4日、宜野湾)
準備万端で松井氏を迎える。DeNAの中畑監督は、巨人視察はスーツ姿だった松井氏に対し「ジャージーを用意している。用意周到だろ?」とニヤリ。公開打撃練習実現へ、まずは“外堀”を埋める。
5日はブルペンも含めた練習視察。「個別練習でアドバイスしてもらいたい」。6日の休日を挟んで、打撃披露は7日昼の予定だが「松井に打ってくれって?言ってない。いや、言ったかもしれない」と曖昧だった。
球団側はフィーバー対策を講じる。5日は沖縄本島でDeNA以外の全球団が休日。報道陣殺到に備えてベンチ前の取材エリアを拡大し、スタンドにもカメラエリアを設置する。高田GMは「弁当が足りなくなるかもしれない。弁当屋に言っておいたほうがいいぞ」と指示を出した。
「何で松井秀喜なんだろうということを、肌で感じてほしい。存在感をね。選手から質問できる時間をつくれればいい」と中畑監督。選手が熱望する打撃練習は実現するのか。生きた教材への期待は大きい。