「ソフトバンク春季キャンプ」（６日、宮崎）

　ソフトバンクの武田翔太投手（２１）が６日、佐藤義則投手コーチ（６０）から「エース道」を伝授された。サブグラウンドでのマンツーマン特守後、約３０分の青空会談。かつて佐藤コーチが指導したレンジャーズ・ダルビッシュ、ヤンキース・田中らの話を交え、超一流となるための心構えを説かれた。

　武田は目は輝かせ「勉強になりました。いい投手は、しっかりとした軸を持っているとおっしゃっていた」とうなずいた。ダルビッシュや田中の練習法や投球に対する考え方も伝え聞いた右腕は、これまで以上に表情を引き締め、トレーニング室へと向かった。

　佐藤コーチは武田を「１年目に勝って、その後けがもあったけど、まだまだこれからの投手」と言う。期待するからこそのアドバイスだった。