「ＤｅＮＡ春季キャンプ」（９日、宜野湾）

　助っ人の心意気にキヨシ感激！ＤｅＮＡのホセ・ロペス内野手（３１）が、志願のアーリーワークで特守を行った。見守った中畑清監督（６１）もロペスの姿勢を絶賛し、今季のＧ倒、そして悲願のＣＳ進出への原動力として期待を掛けた。

　中畑監督の声が朝から弾んだ。「今日は寒い！しかし、もう特守をしている変な外国人がいる！」と話して球場入り。グラウンドではロペスがバルディリスと、約１５分間の内野ノックを受けていた。

　外国人では異例の早出特守に中畑監督も「志があるよ」と大喜び。前夜はロペスら外国人４選手に焼き肉を振る舞い「ウチの試合では、いいところで打ったな」と話す指揮官に、ロペスは「今年は巨人戦で打ちます」と約束したという。今季の開幕戦の相手は、その巨人だ。

　意気込みを示す早出特守を見せたロペスは「チームの勝利に貢献したい」と鼻息も荒い。「大事な打順を与えるので心強い」と中畑監督。Ｇ倒を宣言した『新５番』が強力打線形成の鍵を握る。