オリ今季は日替わり“猫の目内野陣”
「オリックス春季キャンプ」(18日、宮崎)
森脇浩司監督(54)は、今季に向けて内野手の定位置を固定せずに臨む考えを明かした。
「ウチの場合、内野は固定するには無理があるからね。みんなが理解して積極的にトライしてくれている」
昨季のレギュラーである遊撃・安達、二塁・平野恵、原拓らに加えて、中島、小谷野、ブランコを加えた内野陣。今キャンプでは中島、小谷野を含めて内野のすべてのポジションでシートノックを受けさせるなど、定位置を決めず、練習させてきた。
その狙いこそが“猫の目内野陣”だ。内野陣が日替わりで変われば当然、打線も変わる。相手投手、調子などさまざまな要因で柔軟に組み合わせる。「ウチにはウチのセオリーがある」と指揮官は球界に例のない試みに挑戦するつもりだ。