De井納魅せた“進化型ツーシーム”

 「練習試合、DeNA5-7サムスン」(22日、宜野湾)

 DeNA・井納翔一投手(28)が22日、韓国・サムスンとの練習試合に3番手として登板。4回を2安打無失点と上々の仕上がりを披露した。

 「ツーシームを右打者のインコースに投げた。ファウルになってほしいと思って投げたボール。(ファウルが取れて)よかった」

 昨年から投げるツーシームだが、勝負できる球ではなかった。「他の球種と同じように、しっかり自分のものとして投げるように取り組んでいます」。進化型ツーシームで、狙い通りファウルが取れたことが収穫だった。

 昨季は11勝。先発4本柱として期待は大きい。中畑監督は「相手は打線のいいチーム。フルスイングさせないピッチング内容だった」とベタ褒めだった。

 「最後の回は上体だけで投げて逆球が多かった。理想にはまだまだ」としっかり反省する。取り組んでいたチェンジアップを捨て、ツーシームを武器に仕上げることを選択。“ハマの宇宙人”はさらに驚異の存在になる。

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