ハム大谷、体重8キロ増でパワーUP!
「日本ハム春季キャンプ」(27日、名護)
大谷翔平投手(20)が名護キャンプを打ち上げた。自身3年目のキャンプを「100点」と自己採点し、充実感を漂わせた。
手締めの後、首脳陣、裏方らと笑顔で握手を交わした大谷は「先乗り(自主トレ)から1カ月間やってきて、しっかり追い込めました」と自信満々に振り返った。点数を問われると、「100点でいいんじゃないですか」ときっぱり。当初のプラン通りに十分な練習を積み、胸を張った。
昨年までは、1日に投打両方の練習をこなすことが体力的にきつく、当日の練習メニュー変更が度々あった。だが、オフの間に8キロ増の94キロに増量し、体力強化に成功した今年は、そうしたことが1度もなかった。
この日の練習が象徴するように、ブルペンでカーブを中心に67球を投じた後、フリー打撃で50スイングをこなしても疲労感はない。「1日、1日しっかりできた」。頑強な肉体が、濃密な日々を過ごさせた。
3月は3度のオープン戦登板を経て、27日の開幕マウンドに立つ。「開幕戦で自分の投球ができるように、オープン戦でも結果を出したい」。キャンプでつくった土台を基に、初の大役もしっかり務め上げてみせる。