ソフトB松坂 甲子園凱旋!本気モード
「オープン戦、阪神-ソフトバンク」(4日、甲子園)
9年ぶりの日本球界復帰となったソフトバンク・松坂大輔投手(34)が4日の阪神とのオープン戦で今年初の実戦マウンドに上がる。先発で3回程度を投げる予定。舞台は高校時代に春夏連覇を達成した甲子園だ。3日は西戸崎合宿所のブルペンで調整。登板前日に口を閉ざす「本気モード」で、2006年の交流戦以来となる聖地に向かう。
本気度合いが表れていた。西戸崎でブルペン入りした松坂の投球練習は熱を帯びた。捕手を立たせて24球を投げた後、座らせて83球。3回程度の予定とはいえ、登板前日に球数は100球を超えた。
投球後、アイシングを施すと無言で帰りの車に乗り込んだ。これは松坂流の登板前日の決まりでもある。キャンプ中に「登板前日は話さない。米国の時もそうだった。あまり試合のことを話すのが好きではない」と説明していた。オープン戦だが、シーズン中と同じルーティンで臨むことで気持ちを高める。
注目を浴びる4日の復帰初戦だが、周囲の高ぶりをよそに松坂本人は至って冷静。甲子園との縁についても「皆さんの考えることで、僕はそういうふうに考えていない」とさらりと受け流した。ホークスのユニホームに身を包んだ「平成の怪物」の新たな伝説が、聖地から幕を開ける。
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