大谷3連勝!地方球場先発では無失点
「ソフトバンク0-1日本ハム」(12日、熊本)
得意の地方球場で日本ハム・大谷が躍動した。7回2安打無失点。今季初の160キロをマークするなど快速球を連発。初めて訪れた熊本で、堂々の快投を演じた。
開幕戦から無傷の3連勝。そして地方球場の先発も3戦3勝。22イニング連続無失点と無類の強さを発揮。
「(熊本は)すごくいいイメージで終わらせた。次、投げる機会があれば頑張りたいです」と声を弾ませた。
今季過去2試合は、二回までにいずれも失点していた。初回。マウンドに慣れず、2四球などで無死満塁のピンチを招いたが耐えた。内川を外角直球で見逃し三振。李大浩を一直併殺。課題の立ち上がりを無失点で切り抜け、スコアボードに0を並べ続けた。
七回。欲しかった先制点が入るとギアを一段上げた。1死。松田への4球目に最速160キロ直球。ファウルで追い込むとフォークで空振り三振を奪い、ガッツポーズ。続く代打・高田も空振り三振に仕留め3連続三振。スタンリッジとの我慢比べに勝った。
前日に7連勝が止まった中での好投。「チームが負けられない中で勝ててよかった」。二刀流の元祖、宮本武蔵の墓がある熊本で思い出に残る1勝を挙げた。