オリ投壊…救世主現れず4投手全員失点

 「オリックス4-9楽天」(28日、京セラ)

 非常事態ということを差し引いても、あまりにも一方的な敗戦だった。オリックスは登板した4投手全てが失点し、打線は八回までわずか2安打。0-9の九回に糸井の4号3ランなどで反撃したが、遅すぎた。

 西が左顔面けいれんで急きょ先発を回避。代わりにマエストリが昨年7月以来の先発マウンドに立った。しかし、0-1の三回に先頭への四球と自身の失策でピンチを招き、銀次に中前適時打を許して降板。2回2/3を2安打2失点だった。

 森脇監督は「取れるアウトを取れなかったり、アクシデントとは別」と先発変更を敗因に挙げることはなかった。だが先発の役目を果たせなかったのは確かだ。

 2番手のドラフト4位・高木(NTT東日本)、白仁田も流れを変えられない。九回には左脇腹痛から復帰した岸田が今季初登板したが、4安打3失点と打ち込まれた。

 前週の5連勝で状態が上向いたように見えたが、この日は開幕直後の絶不調をほうふつとさせる試合展開。元のもくあみにならないよう願うばかりだ。

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