ヤクルト・ミレッジが右肩痛から復帰
「ヤクルト2-1DeNA」(19日、神宮)
ヤクルト打線に心強い味方が帰ってきた。右肩痛再発で2軍調整してきたミレッジが、3月29日以来の1軍戦で、6番・左翼手としてスタメン出場し、攻守に健在ぶりをアピールした。
初回から2度守備機会があり、石川の左越えフェンス直撃二塁打の時は、カットの遊撃手に慎重に山なり送球。1死三塁、下園の左前への平凡な飛球にはスタートが遅れ、ダイビングキャッチを試みたものの届かず先制点を許した。ただその後は矢のような送球で二塁進塁は阻止。三回には内野安打を放つと、アウトにはなったが盗塁も試みた。
「スローイングはちょっと(不安)だけど、肩は試合に出られるくらいには回復している」というミレッジ。新外国人外野手の獲得が明らかになって尻に火が付いたようで、左太もも手術で米国に帰国中のバレンティンが戻る前に、存在感を見せておきたいところだ。
試合は約1年ぶり先発の古野が6回5安打1失点と好投するなどして1点差勝利。チームは4月24、25日以来の連勝となった。