オリ森脇監督、ベイ倒で「流れに乗る」
好調DeNAをたたいて上昇する。オリックスの森脇浩司監督(54)は25日、神戸市内で交流戦初戦のDeNA戦に向け、「相手は一番調子がいいチーム。そこに勝って流れに乗る。勝負というのはそういうものだ」と自信をのぞかせた。
前日までのリーグ戦は17勝30敗1分けで、借金13のリーグ最下位。しかし相手が変われば流れも変えられる。交流戦初戦の相手はセ・リーグ首位だが、強い相手を倒せばチームに勢いがつくだけに「まだ決着はついていない。目の色を変えて、ひとつのきっかけにしないと」と話した。
カギを握るのは、前日まで2カード6試合で25打数14安打と好調の1番、ドラフト7位の西野(JR東日本)だ。森脇監督は「1番に固定するかはまだ分からない。4番かもしれないよ」と、ジョークを交えながら期待を寄せた。
西野は「相手が変わっても、チームに貢献するという意識は変わらない。セ・リーグの投手を見るのは楽しみ」と力を込めた。