40歳G由伸お見事!42歳西口撃ち

 4回、右前に適時打を放つ高橋由(撮影・七森祐也)
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 「交流戦、巨人4-1西武」(28日、東京ド)

 ベテラン対決を制した。1点リードの四回、2死一、三塁。巨人・高橋由が一、二塁間をしぶとく破る右前適時打。西口のスライダーを捉え「ここで追加点が取れれば、展開が変わると思っていた。打てて良かった」と、充実の笑みを浮かべた。

 40歳の高橋由と42歳の西口の対決。過去の通算成績でも高橋由が9打数4安打と、相性の良さが光っていた。この試合でも、二回の第1打席でいきなり左翼線二塁打。2打数2安打1打点の活躍で、勝利に貢献した。

 18年目の今季も、全力プレーを貫く姿は変わらない。適時打を放った直後の2死一、二塁。片岡の左翼線二塁打で、一塁から一気に生還した。スライディングの姿勢から、そのままベースの上に倒れ込み「いや~、疲れたよ」と苦笑い。阿部の手を借りて起き上がり、大歓声を浴びた。

 激走の反動で五回の守備からお役御免。原監督は「あとはエネルギーを供給させたほうがいいということでチェンジした」と40歳をねぎらった。

 前夜の試合では待望の1号3ラン。調子は確実に上昇しているが、「調子がいい悪いより、結果が全てですから」と表情を引き締めた。経験豊富なベテランに引っ張られ、チームは首位DeNAに1ゲーム差に迫った。

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