原監督、ハリルJAPANに学べ
巨人・原辰徳監督(56)が17日、決定力不足に泣いたサッカー日本代表を低迷する自軍の打線に重ね合わせ、本番を想定した練習の重要性を説いた。
東京ドームの一塁側ベンチ。原監督がサッカーの話題に口を開いた。W杯アジア2次予選で、日本代表が格下のシンガポールと0-0の引き分け。まさかの結果に「決定力不足、悪い時の日本だな」と首をひねった。
いくらシュートを打っても決まらない。その姿は、好機に弱い今の巨人打線と共通するものがある。原監督は課題の解決策として、「試合のための練習と思えるか。そう思えれば、状況を考えながら、投手にこういう球を投げてほしい、(直球と変化球の)ミックスを投げてほしい、となるはず」と、練習への取り組み方を挙げた。
この日は強打復活を目指し、高速マシンの打撃練習も取り入れた。指揮官は「自分を知り、追求して練習することが大事」と、熱い口調で選手へメッセージを送った。