ラミちゃん、オリでの初仕事はカラ再生
オリックスは22日、BCリーグ・群馬のアレックス・ラミレスシニアディレクター(40)の巡回アドバイザー就任を発表した。また、同球団からヨヘルミン・チャベス外野手(26)を獲得したことも合わせて発表した。
歴代外国人最多の通算2017安打を記録した“最強助っ人”にチーム再生を託した。ラミレス氏は今後、月に7日ほどチームに帯同し、主に外国人選手の指導を行う予定。球団を通じて「1、2軍を問わず、良い影響を与えられるように頑張りたい」とコメントした。契約期間は7~9月だが、一足早く27日・ロッテ戦(QVC)で初仕事の予定だ。
瀬戸山球団本部長は「一つはカラバイヨの調子が落ちている」と就任要請の理由を明かした。今季BCリーグ・群馬から再加入したカラバイヨは、交流戦途中からスランプに突入。昨年ともにプレーしたラミレス氏から電話でアドバイスを受けることもあったが、直接指導なら効果はより大きい。
ベネズエラ出身の新助っ人チャベスは、まずは2軍でスタートする。190センチ、104キロと恵まれた体格で、今季は34試合で打率・301、4本塁打。「打撃だけではなく守備も見て欲しい」と抱負を述べた。推定年俸は500万円。背番号は98に決まった。
チームは最下位に低迷しているが、2人の加入で一気浮上といきたい。