ヤクルト・小川、ダブル連敗止める!
ヤクルトは22日、中日戦(23日、岐阜・長良川)に向け、ナゴヤ球場で投手陣が調整。先発する小川泰弘投手(25)は5連敗中のチームと、4連敗中の自分をダブルで止める決意を示した。
愛知出身の小川にとって、隣県の岐阜・長良川球場は“準地元”。愛知・成章高時代に1度だけ登板したことがあり、その時は巨人の中井(三重・宇治山田商)に本塁打を打たれた苦い記憶がある。しかし「連敗しているし、自分も勝っていないので、とにかく勝つ投球をしたい。強気で押して、自分の投球を出して全力で抑えたい」と闘志を燃やした。
岐阜と言えば、戦国時代の下克上大名の代表格と言える斎藤道三が支配した地。セ・リーグも首位から最下位までが3・5ゲーム差にひしめく“戦国時代”さながらの混戦状態。真中監督も「上位も手に届く位置にいるので、ここが踏ん張りどころ」と、下克上へ意欲満々。その狼煙(のろし)を上げるのはライアンだ。