ソフトB大分商・森下を上位候補に
ソフトバンクが今秋ドラフトの上位候補に、大分商の森下暢仁(まさと)投手(3年)をリストアップしていることが8日、分かった。16日に夏の大分大会初戦を迎える将来のエース候補に、密着マークする。
森下は昨夏まで野手ながら、180センチの長身から最速148キロの速球を投じる本格派右腕。冬に肋骨(ろっこつ)を骨折し2カ月投球できなかったにもかかわらず、今春の大分大会初戦の大分豊府戦で、七回参考ながら無安打無得点試合も達成した。
九州地区担当の福山スカウトは「素晴らしい投手。順調にいけば間違いなく近い将来プロで活躍できる」と評価。ソフトバンクの先発ローテは30代が占め20代は武田1人だけ。若手投手の底上げは大きな課題で、地元九州の逸材を上位で指名する可能性は高そうだ。