燕・山田4番弾!プロ5年目で初
「ヤクルト4-2DeNA」(10日、神宮)
これぞ一発回答だ。左内転筋の軽度の肉離れのため、畠山が離脱。プロ5年目で初4番のヤクルト・山田が、第1打席で19号同点ソロ、第2打席は左中間フェンス直撃二塁打と大暴れだ。
「いつも通り1、3番の気持ちで打席に入った。本塁打は狙ってない。勘違いしないように、ヒットを打ち続けたい」と平常心を強調したが、この強心臓こそが山田の強みだ。
真中監督は言う。「去年の9月、監督問題でチームがざわざわして、報道陣も触れにくい雰囲気だった時、『来年監督やるんですか?』って聞いてきたのはアイツだけだったよ」。素直で物おじしない性格だ。
本塁打と打点の2冠・畠山の離脱は確かに痛いが、山田も本塁打と盗塁の2冠。代役とは誰も思っていない。