オリ通算1万試合、エース金子で飾った
「オリックス5-3ロッテ」(13日、京セラ)
足かけ80年、オリックスが3日の阪神に続いて2球団目となる通算1万試合目を迎え、エース・金子がチーム通算4978勝目の原動力となった。
金子は前回5日のソフトバンク戦で8失点降板。制球についての反省を口にしていたが、この日は「気にしすぎて腕が振れないと悔いが残る」と、小さくまとまらない投球を優先させ、序盤から快調に飛ばしていった。
今季最長となる八回には味方の2失策から1失点。さらに九回には3安打され、今季初完投まであと1人のところで降板となった。
しかし金子は「八回は何が何でも打たれたくなかった。九回は、投げ切りたかったけど、平野(佳)さんの方が勝つ確率が高い」と味方の心情を思いやり、チームの勝利を最優先させる、エースらしい配慮をにじませた。
球団の長い歴史で「僕の世代はイチローさん」とヒーローの名前を挙げた金子。「そういう節目で勝てたことはうれしい」と、後世に名を残すべく、また腕を振り続ける。
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