杉内から屈辱的投壊…巨人5割逆戻り
「DeNA10-3巨人」(14日、横浜)
屈辱的な逆転負けを喫した。DeNA打線に2戦連続で16安打を許し、大量10失点。巨人は3連敗で勝率5割に逆戻りとなった。主砲の筒香をまたしても止められず、原監督は「見ての通り。情けない。打たれすぎだね」と、厳しい表情を浮かべた。
先発の杉内が大誤算だった。3点リードの四回、4安打を集中されて3点を失い、同点。五回は筒香に決勝2ランを被弾した。4回1/3を投げ、8安打5失点でKO。背信の左腕は「先発としての仕事ができずに悔しい」とうなだれた。
2番手の香月も1/3回を5失点。火に油を注ぎ、五回は1イニング7失点の惨劇となった。原監督は香月の交代時、女房役の相川も交代。ベテラン捕手は「リードが悪かった」と、落胆した。
前半戦の最終戦となる15日も敗れれば、借金ターンが決まる。「もっと、工夫していかないと」と斎藤投手コーチ。バッテリーを中心に、チーム一丸でDeNA打線を食い止めるしかない。